イオンカードを使って高額商品を購入したり、予想以上にカードを使いすぎてしまっていた場合に便利なのが分割払いやリボ払いです。
分割払いは1回のお買い物の金額を数回に分けて支払うことができますし、支払いをリボ払いにすれば毎月の支払いが一定額になるため、資金繰りがしやすかったり高額請求でも数か月に渡って支払っていけるというメリットがあります。
しかし、分割払いやリボ払いを利用している方の中には、その仕組みをよくわかっていない方もいるのです。
もしかしてあなたも、「分割払いは分けて支払うだけ。」「リボ払いは毎月同じ金額を支払うだけ。」と思っていませんか?
分割払いやリボ払いの仕組みをきちんと知らずに支払いを続けていると、後から支払いが難しくなったり、支払いがいつまでたっても終わらないということがあるかもしれません。
そこで、イオンカードの分割払い・リボ払いの仕組みや、それぞれの支払い方法にかかる手数料について例を上げながらわかりやすく解説していきます。
現在分割払いやリボ払いを利用している方も、これから分割払い・リボ払いをしようと思っている方も、ぜひ今後の参考にしてくださいね。
目次
まずは知っておこう!イオンカードの分割払いとリボ払いの違い
イオンカードの支払い方法は大きく分けて6通りあり、下記のような仕組みと手数料になっています。
支払い方法 | 詳細 | 手数料の有無(実質年率) |
---|---|---|
1回払い | 1回で全額払い | なし |
2回払い | 2回に分けて支払い | なし |
ボーナス一括払い | ボーナス時に1回で全額払い | なし |
ボーナス2回払い | ボーナス時に2回に分けて支払い | あり(3%) |
分割払い | 支払回数を指定して支払い | あり(10.05%~12.04%) |
リボ払い | 支払額を指定して支払い | あり(15.0%) |
上記の中でも、分割払いとリボ払いは毎月の支払いを軽減することができる支払い方法であり、1か月の請求額が高額になりそうな場合に便利に使える方法です。
しかし、分割払いとリボ払いの違いを理解せずに利用してしまうと、後の支払いに支障が出てしまうかもしれませんので、この2つの違いを簡単にまとめましょう。
- 支払回数を決めるか、支払金額を決めるかの違い
- 1つの商品(1回の支払い)が対象か、カード利用額の全額が対象かの違い
- 手数料(金利)の違い
この章では、支払金額・支払回数・対象となる利用額の違いを解説しますね。
分割払いは支払回数を決めて支払い・リボ払いは支払金額を決めて支払い
分割払いは、1つの商品に対してその金額を数回に分けて支払っていく方法です。
支払回数を決めるので、毎月支払う金額は合計金額を支払回数で割った金額となります。
- 【支払金額】÷【支払回数】=【1回に支払う金額】
※この時点では手数料を考慮しないものとします。
分割払いは、何回に分けて支払うかによって1か月の支払金額が決まります。
リボ払いは、毎月支払う金額をあらかじめ設定しておき、購入した商品の数や購入金額に関係なく設定金額を支払っていく支払い方法です。
- 【合計金額】÷【リボ払い設定額】=【支払回数】
※この時点では手数料を考慮しないものとします。
毎月の支払金額が決まっているので、支払回数は残高によって変わります。
分割払いは1つの商品(1回の支払い)が対象・リボ払いはカード利用額全額が対象
分割払いは、1つの商品・1回の支払いが対象なので、購入金額を支払うときに分割払いを指定しなければ1回払いとなります。
リボ払いは、イオンカードを利用した合計金額が対象なので、イオンカードをどれだけ使っても1回の支払額は変化しません(ただし、この時点では手数料は考慮しないものとします。)。
分割払い | 1つの商品・1回の支払いに対して適用 |
---|---|
リボ払い | イオンカードで支払った総合計金額に適用 |
例えば、商品Aと商品B・公共料金Cを1か月間にイオンカードで支払うとしましょう。
分割払いの場合、お店のレジで「〇回の分割払いにします。」と伝えたものだけが分割払いとなるため、支払いごとに1回払いにするか分割払いにするか決めることができます。
- 商品Aを購入(分割払いにすることを伝えた場合)
⇒商品Aの購入金額を数回に分けて支払日に支払う - 商品Bを購入(1回払いにすることを伝えた場合)
⇒商品Bは購入金額を1回で支払う - 公共料金Cの支払いは1回払い
リボ払いの場合は、下記のように全てのカード利用がリボ払い対象となりますが、あらかじめ決めておいた設定額を支払うため、毎月の支払いに変動がありません。
- 毎月の支払額を決める
- 商品Aを購入
- 商品Bを購入
- 公共料金Cの支払い
- A+B+Cの合計金額にかかわらず、支払日には設定した支払額を支払う
リボ払いと分割払いは、似ているように感じていたかもしれませんが、実は全然違う支払い方法なのです。
しかし、もっと大きな違いがあります。
それは、分割払いとリボ払いにかかる手数料です。
支払う手数料が少ないほうがいいですよね。
そこで今度は、イオンカードの分割払いの内容・手数料について更に詳しく解説していきますね。
イオンカードの分割払いの内容やかかる金利手数料
イオンカードの場合、2回までの分割払いに対しては手数料が無料で、3回以上の分割払いになると手数料が発生します。
指定できる支払回数は下記の通りです。
分割手数料一覧 | ||
---|---|---|
分割支払回数 | 分割払手数料率(実質年率) | 100円当たりの分割払手数料 |
3回払い | 10.05% | 1.68円 |
5回払い | 11.13% | 2.8円 |
6回払い | 11.43% | 3.36円 |
10回払い | 12.04% | 5.6円 |
12回払い | 12.19% | 6.72円 |
15回払い | 12.31% | 8.4円 |
18回払い | 12.38% | 10.08円 |
20回払い | 12.40% | 11.2円 |
24回払い | 12.42% | 13.44円 |
30回払い | 12.39% | 16.8円 |
36回払い | 12.34% | 20.16円 |
42回払い | 12.28% | 23.52円 |
48回払い | 12.20% | 26.88円 |
60回払い | 12.04% | 33.6円 |
支払回数によって分割手数料の利率が変化し、100円の支払い当たりの手数料が変わります。
ではここで、例を挙げてわかりやすく解説しましょう。
分割払い【例1】|10万円の商品をイオンカードで10回の分割払いにした場合
例えば、イオンカードを使って10万円のお買い物をしたとしましょう。
その支払いを頭金なしの分割10回払いで返済するとした場合、分割手数料と支払総額は下記のようになります。
カード利用代金 | 100,000円 |
---|---|
分割手数料 | 5,600円 ※100,000円×(5.6円/100円) |
1回(1か月)の支払金額 | 10,560円 ※10,000円(元金)+5,600円(手数料) |
支払総額 | 105,600円 ※10,560円×10回 |
10回に分けて支払いをするので、【分割手数料一覧】の『10回払い』の欄を見ると、分割手数料は100円の支払いにつき5.6円となっていますね。
すると上記の計算式の通り、10万円を10回に分けて支払う場合の手数料は5,600円となります。
支払額と手数料をそれぞれ10回に分けると、1回の支払金額は10,560円となるのです。
もしも10万円の支払いを分割20回払いにすると、100円の支払いにつき11.2円の手数料ですし、分割3回払いにすると100円の支払いにつき1.68円の手数料という計算になります。
つまり、支払回数が少なければ少ないほど分割払いにかかる手数料が安くなるということです。
ではもう一つ、30万円の支払いを60回の分割払いにした場合も計算してみましょう。
分割払い【例2】|30万円の商品をイオンカードで60回の分割払いにした場合
イオンカードを使って30万円のお買い物をして、頭金なしの60回の分割払いにしたとしましょう。
すると、分割手数料と支払総額は下記のようになります。
カード利用代金 | 300,000円 |
---|---|
分割手数料 | 100,800円 ※300,000円×(33.6円/100円) |
1回(1か月)の支払金額 | 6,680円 ※5,000円(元金)+1,680円(手数料) |
支払総額 | 400,800円 ※6,680円×60回 |
30万円を60回に分けて支払いをするので、【分割手数料一覧】の『60回払い』の欄を見ると、分割手数料は100円の支払いにつき33.6円となります。
30万円の支払いが、手数料を含めると最終的に40万800円になってしまいましたね。
分割にする回数が増えると1回の支払いが楽になりますが、分割手数料がかさんでしまいます。
では、リボ払いの手数料はどのようになっているのかを、次の章で解説しましょう。
イオンカードのリボ払いの内容やかかる金利手数料
イオンカードのリボ払いには下記の4つのコースがあり、あなたが支払可能な金額を設定できます。
各コースの支払額は、イオンカードの利用合計金額によって変動するので、まずは一覧表にしましょう。
カード利用額 | Sコース | Aコース | Bコース | Cコース |
---|---|---|---|---|
100,000円以下 | 2,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 |
100,001円~150,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 | 15,000円 |
150,001円~200,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 |
200,001円~300,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
300,001円~400,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 25,000円 | 40,000円 |
400,001円~500,000円 | 10,000円 | 25,000円 | 30,000円 | 50,000円 |
500,001円~600,000円 | 15,000円 | 30,000円 | 40,000円 | 60,000円 |
600,001円~700,000円 | 15,000円 | 35,000円 | 45,000円 | 70,000円 |
700,001円以上 | 15,000円 | 40,000円 | 50,000円 | 80,000円 |
例えば、10万円の利用をリボ払いにした場合と、30万円の利用をリボ払いにした場合に支払う金額を比較すると下記のようになります。
100,000円のリボ払い | 300,000円のリボ払い | |
---|---|---|
Sコース | 2,000円 | 10,000円 |
Aコース | 5,000円 | 15,000円 |
Bコース | 7,500円 | 20,000円 |
Cコース | 10,000円 | 30,000円 |
たくさんのお買い物をしても毎月支払う金額は安定していますし、たとえ30万円の利用があったとしても、Sコースを選択すれば毎月1万円の支払いなら確実に支払っていけそうですよね。
しかし、リボ払いをきちんと理解していないと、リボ手数料ばかりが加算していき、支払がいつまでも続くことになるのです。
ではここで、10万円の支払いをリボ払いにした場合の例を挙げて解説していきましょう。
リボ払い【例1】|10万円の商品をイオンカードでリボ払いにした場合
イオンカードを使って10万円のお買い物をしてリボ払いにした場合を、各コースごとに支払期間(回数)・支払総額・リボ手数料合計額に分けて表にまとめましょう。
カード利用額 100,000円 | Sコース | Aコース | Bコース | Cコース |
---|---|---|---|---|
月々支払額 | 2,000円 | 5,000円 | 7,500円 | 10,000円 |
支払期間(回数) | 50か月(50回) | 20か月(20回) | 14か月(14回) | 10か月(10回) |
支払総額 | 131,570円 | 112,815円 | 108,659円 | 106,570円 |
リボ手数料 | 31,570円 | 12,815円 | 8,659円 | 6,570円 |
※リボ手数料は実質年率15.0%です。
※実際の手数料は日割り計算されます。
Sコースを選択すると、向こう50か月(50回)支払いが続き、リボ手数料を含めると支払総額は131,570円になりました。
たとえCコースを選択したとしても、向こう10か月(10回)支払いをして、最終的には手数料を含めて106,570円の支払いをすることになります。
「10万円のお買い物だったのに、リボ払いにするとこんなに手数料がかかるの!?」
そう、リボ払いは毎月の支払額は軽減されて支払いが楽になりますが、その代わり手数料が15.0%もかかりますし、月々の支払額が低ければ支払回数が増えるため、支払期間が長くなってしまうのです。
「ということは、カード利用額が大きければ、その分支払う手数料も上がるってこと!?」
そうです。せっかくなので、カード利用が30万円だった場合も計算してみましょう。
リボ払い【例2】|30万円の商品をイオンカードでリボ払いにした場合
イオンカードを使って30万円のお買い物をしてリボ払いにした場合を、各コースごとに支払期間(回数)・支払総額・リボ手数料合計額に分けて表にまとめましょう。
カード利用額 300,000円 | Sコース | Aコース | Bコース | Cコース |
---|---|---|---|---|
月々支払額 | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
支払期間(回数) | 38か月(38回) | 24か月(24回) | 17か月(17回) | 11か月(11回) |
支払総額 | 376,880円 | 346,582円 | 333,773円 | 322,170円 |
リボ手数料 | 76,880円 | 46,582円 | 33,773円 | 22,170円 |
※リボ手数料は実質年率15.0%です。
※実際の手数料は日割り計算されます。
上記の表のように、カード利用額が30万円になると、各コースの月々支払額が上がります。
月々の支払額が上がって支払期間が短くなっていても、カード利用額が大きいためにリボ手数料も10万円のカード利用と比較すると格段にアップしていますよね。
ここがリボ払いの大きなデメリットなのです。
デメリットを理解せずにリボ払いを楽な支払い方法だと思って利用していると、とんでもなく支払期間が長くなってしまったり、最終的に支払った手数料が高額になっていて、損をしてしまうかもしれません。
イオンカードの分割払いやリボ払いを一括返済する方法
分割払いは、イオンカードの利用額を指定した回数に分けて支払っていくことができますし、リボ払いにすればカード利用額にかかわらず毎月指定した金額を支払っていくので、とても便利な支払い方法でしたね。
しかし、3回以上の分割払いやリボ払いをすると手数料が発生してしまいます。
手数料をずっと支払い続けるのはもったいないですし、収入がたくさんあった時にまとめて返済できれば、余分な手数料を支払い続けなくても良くなりますよね。
「手数料を支払い続けなくてもよくなるなら、一括返済したい!」
そう感じたあなたのために、イオンカードで行った分割払いやリボ払いを一括返済する方法を解説しましょう。
イオンカードの分割払いを一括返済する方法
イオンカードを使って分割払いをしたけれど、まとまった収入があったので早く返済したい場合は、下記のイオンカードコールセンターに電話をして、分割払いの早期繰り上げ返済をしたい旨を伝えます。
- 0570-071-090(有料)
- 受付時間:9時から18時まで・年中無休
分割払いの早期繰り上げ返済の手順は、下記のようになっています。
- イオンカードを手元に準備しておく
- イオンカードコールセンターに電話する
- ガイダンスに従ってダイヤルを押す
- 分割払いの繰り上げ返済することを伝える
- 銀行振込をする
分割払いの早期繰り上げ返済は、銀行振込で行います。
イオンカードのリボ払いを一括返済する方法
イオンカードで行ったリボ払いをまとめて返済する方法は、下記の3通りあります。
- 登録口座から引き落とし
- 提携ATMから返済
- 銀行振込みで全額返済
あなたの好きな方法でリボ払いの残高を一括返済できるので、返済方法をもっと詳しく解説しますね。
リボ残高を登録口座から引き落とす
リボ残高を、あらかじめ登録してある金融機関の口座から一括で引き落としたい場合は、『イオンウォレット』アプリまたは『暮らしのマネーサイト』で手続きを行います。
それぞれの手続きの流れをまとめていきましょう。
- イオンウォレットにログイン
- 『お支払サポート』⇒『リボお支払い分の増額返済』を押す
- 一括返済したいカードを選択する
- リボ支払い分増額返済画面で『増額返済するお支払い』
- 『金額の設定』で金額を指定し、『内容確認』を押す
- 申し込み内容を確認して手続きを完了させる
- 『暮らしのマネーサイト』にログインする
- メニューを開き、『リボ払い』を押す
- 『リボ支払い設定の確認・変更』⇒『リボお支払い設定』を選択
- 『リボお支払い分の増額返済』⇒『増額返済設定』を選択
- 『ショッピングリボ払いのご利用分』を選択し、『全額返済を設定』を押す
- 『お支払い月設定』を確認し、『内容確認』を押す
- 内容をよく確認して申し込みを確定する
できるだけ早めに手続きを行えば、リボ手数料は日割り計算なので手数料が少なく済みます。
リボ残高を提携ATMから返済
イオンカードのリボ残高は、イオンが提携している下記の金融機関のATMから返済することも可能です。
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- イーネット など
各種ATMの操作手順を解説したいところですが、全てを解説するととっても長くなってしまうので、上記の中からイオン銀行をピックアップして操作手順をまとめましょう。
- イオン銀行ATMにイオンカードを挿入する
- 『イオンカード』を押す
- 『イオンクレジット取引き』⇒『ご返済』を選択
- 暗証番号を入力
- 『ショッピングリボのご返済』を押す
- 返済金額を1,000円以上で入力して『確認』を押す
- 紙幣を入れて『読取』を押す
- 金額を確認して『確認』を押す
- イオンカードと利用明細書を受け取って終了
銀行ATMなら手元に現金があればすぐに返済できるので、口座引き落としのように引き落としが完了するまで手数料が発生し続けることがありません。
ただし、提携ATMで返済できるのはリボ払いの元金だけですので、リボ手数料は登録した口座から後日引き落としとなります。
リボ残高を銀行振込で全額返済
リボ残高を銀行振り込みで全額返済したい場合は、返済日によって金額が変動するため、下記のイオンカードコールセンターに電話して金額を確認する必要があります。
- 0570-071-090(有料)
- 受付時間:9時から18時まで・年中無休
手順は下記の通りです。
- イオンカードを手元に準備しておく
- イオンカードコールセンターに電話する
- ガイダンスに従ってダイヤルを押す
- リボ払いを一括返済することを伝える
- 銀行振込をする
振込手数料は自分で負担しなければいけないので、この点は了承しておきましょう。
可能な限りイオンカードに限らずリボ払いは避けよう!
イオンカードに限らず、どのクレジットカードにも支払い方法にはリボ払いがあります。
リボ払いは毎月の返済額が大きく変動することはありませんので、資金繰りがしやすく返済が楽なのは確かです。
しかし前章でもお伝えしたように、リボ払いにはリボ手数料がかかりますし、クレジットカードを利用した分だけ返済期間が長くなる傾向にあります。
最終的にリボ払いが完了したとしても、完了するまでに支払った手数料の合計が高額すぎて後悔する可能性もあります。
「でも、高額だけど今必要な物を購入したいとき、リボ払いは便利なんだけど…。」
確かに、毎月の収入では今必要な高額商品を購入するのは難しいかもしれませんが、ボーナスが入ればまとめて返済できることもありますよね。
イオンカードには『ボーナス一括払い』がありますので、リボ払いをしなくてもボーナスで一括返済すれば支払いが楽になります。
そこで今度は、イオンカードのボーナス一括払いについて解説しましょう。
イオンカードにはボーナス一括払いもある!
イオンカードのボーナス一括払いは、今購入した商品の代金をボーナスの時期に一括で返済する方法です。
カード利用額が1万円以上であれば取り扱ってもらえますし、リボ払いのように手数料が発生しないので、ボーナスで購入できる金額の商品ならボーナス一括払いを利用するのが得策です。
ボーナスは夏と冬があり、取扱期間と支払日は下記のようになっています。
夏 | 取扱い期間:11月21日から6月20日 支払日:7月2日・8月2日・9月2日のいずれか ※支払日は加盟店によって違う |
---|---|
冬 | 取扱い期間:6月21日から11月20日 支払日:1月2日 |
では、どのようにしてイオンカードのボーナス一括払いを利用するのか、例を挙げて解説していきましょう。
ボーナス一括払い【例1】|12月24日に10万円のお買い物をした場合
12月と言えば何かと出費がかさむ時期ですが、特にクリスマスプレゼントやクリスマスパーティーなどを準備していると1回の出費が高額になることがありますよね。
例えば、12月24日に10万円をイオンカードを使ってボーナス一括払いをすると、支払いは夏のボーナスの時期になります。
イオンカード利用日 | 12月24日 |
---|---|
カード利用金額 | 100,000円 |
支払い方法 | ボーナス一括払い |
支払日 | 7月2日・8月2日・9月2日のいずれか |
夏のボーナス一括払いは、加盟店によって7月2日・8月2日・9月2日のどれかの支払いになります。
どの日になるかは、お店の人に尋ねてみてくださいね。
ボーナス一括払い【例2】|8月10日に20万円のお買い物をした場合
お盆の時期には帰省したり、旅行に行くことも多いことでしょう。
特に旅行の場合はツアー料金など一気に支払わなくてはならないなど、やはり出費がかさむものです。
そんな時でも、イオンカードのボーナス一括払いがあなたの強い味方になってくれます。
例えば、8月10日に20万円をイオンカードのボーナス一括払いにすると、支払いは下記のようになります。
イオンカード利用日 | 8月10日 |
---|---|
カード利用金額 | 200,000円 |
支払い方法 | ボーナス一括払い |
支払日 | 1月2日 |
支払いは冬のボーナスが支給された後の1月2日になるので、わざわざリボ払いにする必要がありません。
イオンカードの分割払い・リボ払いまとめ
イオンカードを使って高額な支払いをするときに、分割払いやリボ払いを利用すると毎月の支払いが無理なく行えるようになります。
しかし、分割払いやリボ払いの仕組みをよく理解していないと、手数料がかさんでしまったり、いつまでも支払いが終わらないリボ地獄にはまってしまう可能性もあります。
それでもイオンカードで分割払いやリボ払いをした場合は、収入が多かったときにまとめて返済することも可能です。
早めに完済してしまえば、手数料を余分に支払うこともなくなります。
また、ボーナスが入れば返済できるという方は、分割払いやリボ払いをする前にイオンカードの『ボーナス一括払い』をすると、手数料が発生させることなく支払いができます。
ボーナス一括払いは1年中受け付けていますが、イオンカード利用日によって夏に支払われるか冬に支払われるかが分かれますので、支払日がいつになるのかを確認してからボーナス一括払いを利用しましょう。