auからの乗り換えでスマホ料金がお得になる『イオンモバイル』。
auから格安SIMへの乗り換え方法は複雑に思えますが、実は意外と簡単にできます。
特にイオンモバイルは申し込みがしやすく、オンラインや店舗で手続きを行えるのが嬉しいところです。
わからないことがあってもお店がサポートしてくれるので、設定ができる自信がない人にもおすすめできます。
この記事では、auからイオンモバイルへ乗り換える方法を解説します。
auからイオンモバイルへ乗り換えるとどれほどお得になるのか、どんなメリットがあるかも紹介するので参考にしてくださいね。
イオンモバイルの評判が気になる方は、『【イオンモバイルの評判・口コミ】格安SIMでイオンモバイルを選ぶべき人・そうではない人を比較!』の記事も参考にしてください。
目次
auからイオンモバイルへ乗り換え・MNPする手順
auからイオンモバイルへの乗り換えを行う際は、以下の手順で手続きをします。
- auの窓口でMNP予約番号を発行する
- イオンモバイルを申し込む
- 端末の設定をする
イオンモバイルは申し込み手続きをオンラインや店舗で受け付けています。
auの窓口でMNP予約番号を発行する
イオンモバイルへ乗り換えるために、最初はauの各窓口で『MNP予約番号』を発行します。
先にauを解約すると、利用している電話番号をイオンモバイルへ引き継げなくなってしまうので要注意です。
auは以下3つの窓口でMNP予約番号の発行手続きを受け付けています。
- Web窓口
- auショップ
- 電話窓口
窓口別にMNP予約番号発行の流れを解説します。
Webで発行する場合
WebでMNP予約番号を発行する方法は、利用している端末の種類で異なります。
iPhoneやスマートフォンを利用している場合、以下の流れでMNP予約番号を発行します。
- My auにアクセスしてログイン
- 画面上部の『スマートフォン・携帯電話』を選択
- 『ご契約内容/手続き』を選択
- 『お問い合わせ/お手続き』を選択
- 『MNPご予約』を選択
以上の手順を踏み画面の指示に従って操作すると、auで利用している携帯電話番号宛にSMSでMNP予約番号が通知されます。
現在ガラケーを利用している場合、EZwebを利用してMNP予約番号を発行します。
- EZwebボタンを押す
- トップメニューまたはauポータルトップを選択
- My auを選択
- ログインする
- 『申し込む/変更する』を選択
- 『au 携帯電話番号ポータビリティー』を選択
以上の手順を行い画面の指示通りに操作すると、画面にMNP予約番号が表示されます。
MNP予約番号はイオンモバイルの申し込みで必要なので、念のためメモに控えておきましょう。
auショップで発行する場合
auショップでMNP予約番号の発行を申し込む場合、基本的には契約者本人の来店が必須です。
手続きをするときは本人確認が行われるため、運転免許証や保険証などの身分証明書も持って行きましょう。
auショップでスタッフにMNP予約番号を発行したいと伝えると、手続きを行ってくれます。
手続きが終わったあと渡される控え用紙にMNP予約番号は記載されているので、イオンモバイルの申し込みが終わるまで捨てないように気をつけてください。
代理人の手続きも可能
auショップでは、代理人として家族が来店しての手続きも可能です。
ただし、代理人がMNP予約番号の発行を行うには以下の書類が必要です。
- 契約者の本人確認書類
- 契約者本人が必要事項を記入した委任状
- 代理店である家族の本人確認書類
- 代理人と契約者が家族であることを確認できる書類(戸籍謄本や住民票など)
①と③に記載されている住所が同一で第三者から見てもすぐ家族と判断できる場合、④は用意する必要がありません。
代理人の本人確認書類が以下5つのどれかない場合、補助書類の持参が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
補助書類に該当するものは以下の通りで、発行から3ヵ月以内でなければいけません。
- 公共料金領収書
- 住民票
代理人がauショップでMNP予約番号を発行する場合、必要な書類が多く手間がかかります。
auショップでMNP予約番号を発行するのであれば、契約者本人が来店したほうがスムーズです。
どうしてもauショップへ行くことが難しいのであれば、Webや電話窓口を利用しましょう。
電話窓口で発行する場合
auでは、以下の電話窓口に連絡するとMNP予約番号を発行してくれます。
- 0077-75470
- 受付時間:9時~20時
電話窓口のMNP予約番号発行は、契約者本人からの連絡でないと受け付けてくれないので要注意です。
電話窓口では口頭でMNP予約番号が伝えられるので、メモに控えておきましょう。
イオンモバイルの契約を申し込む
auの各窓口でMNP予約番号を発行できたら、イオンモバイルの申し込み手続きを行いましょう。
- イオンモバイルの公式サイト
- イオンモバイルの取扱店舗
自分の状況や好みにあわせて窓口を選ぶといいでしょう。
窓口ごとで申し込みの手順を解説します。
公式サイトで申し込む手順
公式サイトを使えば、Web上で申し込みが完了します。
公式サイトからイオンモバイルを申し込む場合、以下の流れで手続きを行います。
- 『新規お申込み』を選択
- 『SIMカードのみをWEBで申込む』と『端末のみor端末+SIMセットをWEBで申込む』の中から状況にあった項目を選択
- 画面に表示されるプライバシーポリシーを確認
- 料金プランとSIMタイプ、オプションなどを選択
- 3~7日ほどでSIMカードや端末などの商品が到着
公式サイトでの申し込みでは本人確認書類の画像をアップロードするので、あらかじめ準備しておくと手続きがスムーズです。
SIMカードだけを申し込む場合は、商品が到着して利用開始手続きをすると契約事業者が切り替わります。
利用開始手続きの方法は後ほど『利用開始手続きの流れ』の項目で解説します。
取扱店舗で申し込む手順
イオンモバイルは店舗での申し込みもできます。
イオンモバイルの取扱店舗は全国で200以上あり、地方に住んでいても利用しやすいです。
店舗での申し込み方法は簡単で、専用用紙に希望する商品や料金プラン、オプションといった必要事項を記入するだけです。
お店でイオンモバイルを申し込む場合、後ほど『必要な本人確認書類』の項目で解説する身分証明書の提示が必要なので用意しておきましょう。
あらかじめ公式サイトの『店舗受付シート』で利用したいプランやオプションを店舗側へ伝えておくと、よりスムーズに手続きを進められます。
申し込みで必要な本人確認書類
イオンモバイルの申し込みで本人確認書類として使えるものは以下の通りです。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 健康保険証+補助書類
健康保険証を使用する場合、以下どれかの補助書類も必要です。
- 公共料金領収書
- 住民票
- 戸籍謄本
有効となる補助書類は発行から3ヵ月以内のものなので、気をつけましょう。
利用開始手続き・端末の設定をする
申し込み完了後にSIMカードや端末を受け取ったら、状況に応じて以下の手続きをします。
- 利用開始手続き
- 端末の設定
状況別で必要な手続きは以下の通りです。
利用する窓口 | 申し込み内容 | 必要な手続き |
---|---|---|
公式サイト | SIMカードと端末 | 端末の設定 |
SIMカードのみ | 利用開始手続き端末の設定 | |
店舗 | SIMカードと端末 | 端末の設定 |
SIMカードのみ | 端末の設定 |
設定方法はiPhoneとAndroidのどちらを使うかで異なります。
利用開始手続きの流れ
公式サイトからSIMカードだけを申し込む場合、商品到着後にオンラインで利用開始手続きを行ってください。
利用開始手続きではイオンモバイルのマイページを使うので、インターネット接続ができる環境は必須です。
イオンモバイルマイページにアクセスしたら、以下の通りに手続きを行います。
- ログイン画面でお客様IDとパスワードを入力してログイン
- お申込み回線の一覧画面でイオンモバイルへ乗り換えるSIMカードを選んだうえ『開通する』を選択
- 『対象の回線を開通しますか?』のメッセージ画面で『OK』を選択
上記の手続きが完了すると、契約先の携帯会社がドコモからイオンモバイルに変わります。
利用開始手続きの受付時間は9時~19時なので注意してください。
iPhoneでの設定方法
イオンモバイルへの申し込みが完了したら、端末にSIMカードを入れると電話は使えるようになります。
しかし、インターネットを利用するには端末へAPN構成プロファイルをインストールしなければいけません。
イオンモバイルでは公式サイトでAPN構成プロファイルをダウンロードできます。ダウンロードするプロファイルデータはiOSのバージョンで異なるので注意です。
iOSのバージョン | ダウンロード先URL | |
---|---|---|
iOS7以降 | タイプ1 | ダウンロード |
タイプ2 | ダウンロード | |
iOS6以前 | タイプ1 | ダウンロード |
タイプ2 | ダウンロード |
使用しているiOSバージョンにあわせてダウンロードURLにアクセスして、以下の通りに設定するとAPN構成プロファイルのインストールは終了です。
- 表示されるメッセージ画面で『許可』を選択
- 『閉じる』を選択
- 設定アプリを立ち上げる
- メニュー一覧に表示される『プロファイルがダウンロードされました』を選択
- 画面右上の『インストール』を選択
- iPhoneに設定しているパスコードを入力
- 『インストール』を選択
- 画面右上の『完了』を選択
Androidでの設定方法
Androidの端末を利用する場合、本体にSIMカードを入れてからAPN構成プロファイルを設定する必要があります。APN構成プロファイルの設定は以下の方法で行えます。
- 設定画面を開く
- 『ネットワークとインターネット』を選択
- 『モバイルネットワーク』を選択
- 『アクセスポイント名』を選択
上記の手順で進むと、あらかじめ登録されているAPN設定の一覧画面が出てきます。
一覧画面でイオンモバイルの項目がある場合、それを選択すれば設定は終わりです。
イオンモバイルのサービスにはタイプ1とタイプ2があり、一覧画面に表示される場合はどちらかを選択しなければいけません。
タイプ1とタイプ2はイオンモバイルを契約するときに選択するので、加入したプラン通りに項目をタップしてください。
一覧画面でイオンモバイルの項目が表示されない場合、画面右上にある『+』を押して、アクセスポイント編集画面を表示します。
編集画面で以下の項目を入力し、画面右上にある『︙』をタップして『保存』を選択すればOKです。
項目 | タイプ1契約時に入力する内容 | タイプ2契約時に入力する内容 |
---|---|---|
APN | i-aeonmobile.com | n-aeonmobile.com |
ユーザー名 | user | user@n-aeonmobile.com |
パスワード | 0000 | 0000 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP | PAPまたはCHAP |
一番上にある『名前』の項目は、わかりやすくするために『イオンモバイル』にしておくといいでしょう。
auからイオンモバイルの乗り換えるメリット|料金の比較は圧倒的!
auからイオンモバイルへの乗り換えには、以下9つのメリットがあります。
- 料金が安い
- プランの種類が豊富
- 販売端末にiPhoneがある
- 店舗でサポートが受けられるから安心
- 解約費用が無料
- 高速通信オン・オフ機能でデータ量を節約できる
- 電話かけ放題オプションあり
- au回線を利用するならSIMロック解除が不要
- 持ち込む端末に保証を付けられる
auと比較すると料金の安さは圧倒的で、プランが多彩なのも魅力です。
他のサービス面も良好で、大手キャリアと同様に安心して利用できます。
オリコンとMMD研究所からお客様満足No.1を獲得していて、実績は申し分ありません。
イオンモバイルへ乗り換えるメリットを詳しく解説します。
利用料金が安い
大きなメリットは、スマホの利用料が飛躍的に安くなる点です。
イオンモバイルのプランを抜粋して、現在のauの主要プランと料金を比較してみます。
イオンモバイル (音声プラン) | au※1 | ||
---|---|---|---|
1GB | 858円/月 | ピタットプラン 5G (1GBまで) | 3,150円/月 |
5GB | 1,298円/月 | ピタットプラン 5G (1GB以上4GB未満) | 4,650円/月 |
10GB | 1,848円/月 | ピタットプラン 5G (4GB以上) | 6,150円/月 |
20GB | 2,178円/月 | povo (20GB) | 2,728円/月 |
50GB | 6,358円/月 | 使い放題MAX 5G | 7,238円/月 |
※値段は全て税込です。
※1:5G非対応プランでも同じ料金です。
イオンモバイルの料金の安さは圧倒的で、データ容量が最低限のプランで比較すると月額2,292円(税込)お得です。
年間で算出すると27,504円(税込)もお得なので、スマホの料金を安くしたいなら検討する価値があります。
イオンモバイルで毎月20GBを利用する場合の料金もauの最安値プランより安く、povoと比較してもお得です。
少しでもスマホの料金を安くしたいのであれば、イオンモバイルへの乗り換えは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
プランのバリエーションが幅広い
料金プランのバリエーションが幅広いところも、イオンモバイルへ乗り換えるメリットです。
イオンプランのサービスには以下3種類あり、自分にあったものを選べます。
プラン | サービス内容 |
---|---|
音声プラン | 音声通話・SMS・インターネット通信が利用可能 |
シェア音声プラン | 音声通話・SMS・インターネット通信が利用でき、データ容量は家族とシェアできる |
データプラン | インターネット通信だけ利用できる |
通話を利用する頻度が高いのであれば、音声通話ができる音声通話プランが適しています。
電話はLINEやSkypeといったインターネット通話がメインなのであれば、データプランを利用すると基本料金を安くできます。
家族でイオンモバイルへ乗り換えるか考えているのなら、シェア音声プランも魅力です。
シェア音声プランへ加入すると家族でデータ容量を共有でき、個別で音声プランやデータプランを契約するよりも料金が安くなります。
さらに1ヶ月に利用できる容量は最大で17通りもあり、自分のデータ利用量にあったプランを選びやすいです。
容量 | 音声プラン | シェア音声プラン | データプラン |
---|---|---|---|
0.5GB | 803円/月 | – | – |
1GB | 858円/月 | – | 528円/月 |
2GB | 968円/月 | – | 748円/月 |
3GB | 1,078円/月 | – | 858円/月 |
4GB | 1,188円/月 | 1,738円/月 | 968円/月 |
5GB | 1,298円/月 | 1,848円/月 | 1,078円/月 |
6GB | 1,408円/月 | 1,958円/月 | 1,188円/月 |
7GB | 1,518円/月 | 2,068円/月 | 1,298円/月 |
8GB | 1,628円/月 | 2,178円/月 | 1,408円/月 |
9GB | 1,738円/月 | 2,288円/月 | 1,518円/月 |
10GB | 1,848円/月 | 2,398円/月 | 1,628円/月 |
12GB | 1,958円/月 | 2,508円/月 | 1,738円/月 |
14GB | 2,068円/月 | 2,618円/月 | 1,848円/月 |
20GB | 2,178円/月 | 2,728円/月 | 1,958円/月 |
30GB | 4,158円/月 | 4,708円/月 | 3,938円/月 |
40GB | 5,258円/月 | 5,808円/月 | 5,038円/月 |
50GB | 6,358円/月 | 6,908円/月 | 6,138円/月 |
※値段は全て税込です。
60歳以上のシニア向けプラン『やさしいプラン』も提供しています。
やさしいプラン | |||
---|---|---|---|
容量 | 音声プラン | シェア音声プラン | データプラン |
0.2GB | 748円/月 | – | – |
3GB | 858円/月 | – | 638円/月 |
6GB | 1,188円/月 | 1,738円/月 | 968円/月 |
8GB | 1,408円/月 | 1,958円/月 | 1,188円/月 |
※値段は全て税込です。
やさしいプランは最大通信速度を200Kbpsに制限する代わりに、通常のプランより料金が安めに設定されています。
Wi-Fiを使わないと動画視聴はできませんが、電話やメール、LINEでのやり取りでしかスマホを使わない人には打ってつけです。
イオンモバイルはあらゆる人が使いやすいサービスを提供する良心的な格安SIMと言えるでしょう。
イオンモバイルは一週間無料お試しサービスもある
「事前にイオンモバイルの使い心地を知っておきたい!」という方に向けて、イオンモバイルでは無料貸し出しサービスも行っています。
- イオンモバイル無料貸し出しサービス:一週間無料でイオンモバイルのSIMカードやスマホを利用できる
対象年齢 | 18歳以上 |
---|---|
貸出できるSIMカード | データ通信専用SIMカード ・ タイプ1(NTTドコモ回線) ・ タイプ1(au回線) ・ タイプ2(NTTドコモ回線) |
貸出できるスマートフォン | イオンモバイル指定のスマートフォン ※店舗により機種が異なる(機種・色の指定不可) |
取り扱い店舗 | 全国のイオンモバイル取り扱い店舗 ※即日利用できる店舗のみ |
必要なもの | ・本人確認書類 ・クレジットカード(利用可能額が残っていないと申し込み不可) |
本人確認書類とクレジットカードが用意できれば、対象店舗で手続きしてその日からお試しすることが可能です。
事前に通信速度や使い心地を無料で試せるサービスは中々ない嬉しいサービスですね。
ただし注意事項として、契約の際にクレジットカードの利用可能額から下記の金額がイオンモバイルに預けられます。
- スマホ本体+SIMカードの利用:税込33,000円
- SIMカードのみの利用:税込3,300円
この処理は不正利用防止のためであって、お試し期間終了後に端末やSIMカードを返却すれば後日利用可能額は戻ってきます。
「無料って言ってたのにお金取るの!?」と驚いたかもしれませんが、普通に利用すれば一切お金はかからないので安心してくださいね。
上記の金額以上の利用可能額が残っているクレジットカードがないと、無料お試しサービスは申し込みできないので注意してください。
iPhoneが買える
Androidの端末しか販売していない格安SIMは多いですが、イオンモバイルではiPhoneを購入できます。
2021年5月時点で販売されている機種はiPhone XSとiPhone 8で最新モデルは取り扱っていませんが、スペックへのこだわりがなければ快適に利用できます。
iPhoneの購入も考えているのであれば、イオンモバイルは魅力ある選択肢です。
お店でサポートが受けられて安心
イオンモバイルは全国200ヶ所以上に取扱店舗を展開しています。
取扱店舗では契約の申し込みはもちろん、利用開始してからのサポートも受けられます。
店舗では契約した後の設定やLINEアカウントの引き継ぎがわからないときに方法を教えてもらえるので安心です。
もちろん電話やオンライン窓口もあり、サポート体制は申し分ありません。
縛りがないから解約が無料
イオンモバイルではどのプランにも契約期間の縛りを設定しておらず、どのタイミングで解約しても費用がかかりません。
イオンモバイルから他社へ移行する場合にMNP手数料が発生する心配もなく、解約しやすいサービス設定です。
データ量を節約できる機能がある
イオンモバイルはデータ使用量を節約できる専用アプリ『速度切り替え』を提供しています。
速度切り替えアプリを使うと、高速通信のオン・オフが切り替えられます。
高速通信をオフにすると最大通信速度が200Kbpsとなり、その間はインターネットを使ってもデータ使用量がカウントされません。
200Kbpsの速度ではメールやLINEメッセージのやり取りが行えるので、あまりインターネットを使わないときに活用するとデータ容量の消費を抑えられます。
電話かけ放題オプションが使える
イオンモバイルでは下記の電話オプションを利用できます。
オプション名 | 料金 | サービス内容 |
---|---|---|
イオンでんわ5分かけ放題 | 550円/月 | 5分以内の国内通話がかけ放題 |
イオンでんわ10分かけ放題 | 935円/月 | 10分以内の国内通話がかけ放題 |
イオンでんわフルかけ放題 | 1,650円/月 | 24時間いつでも国内通話がかけ放題 |
やさしい10分かけ放題※60歳以上限定 | 935円/月 | ・10分以内の国内通話がかけ放題 ・イオンスマホ電話サポートが付帯 |
050かけ放題 | 1,078円/月 | 国内通話がかけ放題。 |
※値段は全て税込です。
5分や10分間かけ放題オプションを提供している格安SIMはよく目にしますが、時間無制限のかけ放題がある格安SIMは多くありません。
電話をよく使うのであれば、イオンモバイルはお得な格安SIMと言えるでしょう。
auのスマホ持ち込みでau回線を利用ならSIMロック解除が不要
イオンモバイルでは利用する回線をauとドコモのどちらにするか選択できます。
auの端末を持ち込んでイオンモバイルへ乗り換える場合、au回線を選択するとSIMロック解除が不要になる良いところがあります。
つまり、イオンモバイルへ乗り換えてau回線を利用すると、何もせずに所有しているauスマホを使えるわけです。
auスマホを持ち込んで格安SIMへ乗り換える場合、利用する回線がau以外だとSIMロックを解除しなければいけません。
イオンモバイルはau回線が利用できるので、auからの端末持ち込みでの契約がしやすいです。
『スマホの買い替えはしたくないけど、SIMロック解除をするのも面倒』と考えているauユーザーの人なら、イオンモバイルを検討してみるといいでしょう。
持ち込むスマホに保証を付けられる
イオンモバイルでは申し込むときに購入する端末だけでなく、自分が持ち込むスマホにも保証の適用が可能です。
イオンモバイルでは持ち込み端末向けの『端末持ち込み保証』に加入すると、以下3パターンの故障が起きたときに修理や交換費用の負担額を少なくしてくれます。
- 自然故障
- 水濡れ
- 破損
端末持ち込み保証に加入すると、修理や交換の費用は以下の通りになります。
端末 | 修理 | 交換 |
---|---|---|
iPhone | 0円 | 13,200円 |
Android・Windows | 0円 | 1回目:4,400円 2回目:8,800円 |
※値段は全て税込です。
修理が可能な故障であれば費用はかかりません。交換が必要な故障だと費用は発生しますが、新しいスマホを買うよりは負担が少なく住みます。
さらに修理期間中は無料で貸出機を提供してくれるので、故障が心配な人は加入しておくといいでしょう。
auからイオンモバイルへ乗り換える際の注意点・デメリット
auからイオンモバイルへ乗り換える際は、事前に以下7点を確認しておきましょう。
- Webで端末も申し込むとスマホが使えない期間ができる
- 公式サイトでの申し込みはMNP予約番号の有効期限が10日以上必要
- auのメールアドレスが使えなくなる
- au側から解約費用を請求される可能性がある
- 所有しているauスマホでドコモ回線を利用するにはSIMロック解除が必須
- 持ち込むスマホがイオンモバイルで動作しない恐れがある
- クレジットカード払いしかない
auで使っているスマホでイオンモバイルのドコモ回線を利用しようと考えている人は、特に注意しなければいけません。
オンラインで端末も申し込むとスマホが使えない期間ができる
公式サイトからの申し込みで端末を購入する場合、商品が届くまで電話やインターネットが使えなくなります。
公式サイトからの申し込みで端末を購入すると、申し込みをした時点で契約先の切り替えが完了するからです。
申し込みから商品の到着までは3~7日かかるので、イオンモバイルの販売端末を購入しようと思っている人は気をつけてください。
電話やインターネットができない期間があると困る人は、店舗での申し込みがおすすめです。店舗なら当日に商品を受け取れます。
公式サイトでの申し込みはMNP予約番号の有効期限が10日以上必要
auが発行するMNP予約番号には、15日間の有効期限があります。
有効期限が過ぎるとMNP予約番号は失効となり、イオンモバイルへの乗り換え手続きで使えなくなります。
MNP予約番号を発行してから15日以内にイオンモバイルへの乗り換えをしなければいけないわけです。
しかし、公式サイトでSIMカードだけの契約をするのであれば、有効期限ギリギリでの申し込みは避けなければいけません。
公式サイトでイオンモバイルを申し込む場合、MNP予約番号の有効期限が残り10日以上であるべきです。
有効期限が残り10日以下だと、申し込みから開通手続きが完了するまでの間にMNP予約番号が失効となる恐れがあるからです。
auの各窓口でMNP予約番号を取得したら、早めにイオンモバイルの申し込みを済ませましょう。
auのメールアドレスが使えない
auからイオンモバイルへ乗り換えると、auから発行されていたメールアドレスは使えなくなります。
auのアドレスを使ってメールをする頻度が高い人は、代わりになるメールアドレスを用意しなければいけません。
おすすめはGmailやYahoo!メールといったフリーメールです。
フリーメールのアドレスをメインに切り替えると、もし今後また契約する携帯会社を変更することがあってもアドレスが変わらず安心です。
auに解約費用を請求される可能性がある
auからイオンモバイルへの乗り換えを検討している人は、以下2つの費用が請求されないか確認しておきましょう。
- 契約解除料金
- 端末代の残債
どのような状況で上記2つの費用が発生するのか解説します。
契約解除料金
2022年3月から、契約プランや契約期間に関わらず違約金ゼロで解約できるようになりました。
いつでも無料でauから乗り換えることができますよ!
イオンモバイルへ乗り換える場合、auから契約解除料金が請求される可能性があります。
違約金が発生するかは契約状態が以下3つのどれであるか、イオンモバイルへ乗り換えるタイミングで決まります。
- 2年契約
- 2年契約N
- 契約期間なし
契約状態別で違約金の値段、解約しても費用が発生しない更新月を表にまとめました。
契約状態 | 違約金 | 更新月 |
---|---|---|
2年契約 | 10,450円※1 | 契約から 24,25,26,48,49,50,72,73,74…ヶ月目 |
2年契約N | 1,100円 | 契約から 24,25,26,48,49,50,72,73,74…ヶ月目 |
契約期間なし | 0円 | – |
※値段は全て税込です。
2021年5月時点で主要プランである『使い放題 MAX』や『ピタットプラン』を契約している場合、2年契約Nか契約期間なしである可能性は高いです。
2年契約Nか契約期間なしであれば、いつ解約しても費用は高額になりません。
それよりも古いプランを利用している場合は2年契約であることがほとんどで、高額な解約費用が発生する恐れがあります。
とはいえ、先ほど『利用料金が安い』の項目で紹介した通り、イオンモバイルはauよりも料金がかなり安いサービスです。
違約金が発生したとしても、イオンモバイルへ乗り換えれば負担を相殺できるほどお得になります。
契約状態や更新月のタイミングはMy auやauショップ、電話窓口で確認が可能です。
なお、『au Payカードお支払い割』を適用している場合は契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金は生じません。
端末代金の残債
利用しているauスマホの端末代を分割で支払っている人は、残債がないか確認しておきましょう。
端末代の分割支払い途中でイオンモバイルへ乗り換えると、その後も残りの支払いが続きます。
なお、端末代の残債は一括での精算も可能です。
MNP手数料はかからない
以前はauから他社へ乗り換えると、MNP手数料として3,300円(税込)が発生しました。
しかし、2021年4月1日からMNP手数料は発生しなくなりました。
現在のauでは、解約するときに気にしなければいけない費用が契約解除料のみです。
auスマホでドコモ回線を利用するにはSIMロック解除が必須
auで購入したスマホでイオンモバイルのドコモ回線を利用する場合、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロックを解除するには、以下3つの条件を満たしてなければいけません。
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除対象機種である
- ネットワーク利用制限中ではない端末である
- 機種購入から101日目以降である
ただし、以下のどれかを満たしていれば、③の条件は満たしていなくても大丈夫です。
- 端末代金の残債がない
- 前回のSIMロック解除受付日から100日が経過している(2017年7月11日以降に受付のSIMロック解除が対象)
- SIMロック解除を希望する端末の割賦代金、それに紐付く回線の利用料金をクレジットカードで支払っている
利用している端末が①の条件を満たしているかは、公式サイトで確認できます。
auではMy auやauショップでSIMロック解除の手続きができます。
ただし、auショップで手続きを行うと手数料として3,300円(税込)がかかります。My auで手続きを行うと、手数料は発生しません。
SIMロック解除の手続きは面倒なので、auからイオンモバイルへ乗り換える場合はau回線を利用するとスムーズです。
持ち込むスマホがイオンモバイルで動作しない恐れがある
auで購入したスマホやSIMフリー端末を持ち込む場合、イオンモバイルでの動作が保証されているのか確認しておきましょう。イオンモバイルで動作しない端末が存在しているためです。
持ち込む端末がイオンモバイルでの動作が保証されているかは、公式サイトで調べることができます。
料金の支払い方法はクレジットカードだけ
イオンモバイルが対応している利用料金の支払い方法はクレジットカードだけです。
口座振替は非対応で、クレジットカードを持っていなければ契約できません。
- イオンマークのあるクレジットカード
- VISA、Master Card、JCBブランドのクレジットカード
- (店舗で申し込む場合のみ)上記に加えてダイナースクラブ、アメックスブランドのクレジットカード
クレジットカードを持っていない場合、口座振替ができる他社サービスを検討してみるといいでしょう。
口座振替に対応している料金が安いサービスは以下の4つあります。
- ドコモのahamo
- ワイモバイル
- UQモバイル
- OCNモバイルONE
auのpovoはクレジットカード払いしか利用できないので注意してください。
イオンモバイルで本体を購入するならイオンカードがお得!
イオンモバイルを申し込むときにスマホ本体を購入する場合、イオンカードを利用するとお得です。
イオンカードの利用すると、以下3つのメリットが受けられるからです。
- 金利なしで端末代金を24ヵ月分割で支払える
- お客様感謝デーでの申し込みは店舗受付の手数料が5%オフ
- イオンモバイルの利用料金からポイントが貯まる
どれもお得なメリットなので、イオンモバイルへの乗り換えをきっかけにイオンカードに加入するのはおすすめです。
「イオンカードを早速作る!」というは『一番お得なイオンカードの作り方・申込み方法|損せず発行する方法と企画コード・紹介コードについて』の記事も是非チェックしてくださいね。
金利なしで端末代金を24ヵ月分割にできる
イオンモバイルの販売端末を購入する場合、支払い方法はクレジットカードです。
そのため、クレジットカード会社側で手数料が発生します。
手数料は本体の代金やカード会社によって異なりますが、税込で5,000円を越える場合が多いです。
しかし、端末代金の支払いにイオンカードを利用すると、最大24回の分割までなら手数料が発生しません。
少しでも契約費用を安くしたいのなら、イオンカードへ加入したうえで乗り換えをするのがおすすめです。
お客様感謝デーに申し込むと店舗受付手数料5%オフ
イオングループの店舗でお客様感謝デーが開催されているときに取扱店舗でイオンモバイルを申し込み、イオンカードを利用すると受付手数料が5%オフになります。
お客様感謝デーは毎月20日と30日開催されていて、イオンカードがあるとお得に申し込めるチャンスが広がります。
イオンモバイルの利用料金からポイントが貯まる
ときめきポイントは、2021年9月11日で廃止となり「WAON POINT」が付与されるようになりました。
イオンカードを利用すると、イオンモバイルの料金からポイントが貯まるメリットも受けられます。
イオンカードを利用料金の支払い方法に設定すれば、200円(税込)ごとにWAON POINT1ptが付与されるのです。
また全国のイオングループ店舗で支払いに利用しても、同様の還元率でポイントが付与されます。
貯まったポイントは以下の用途で利用でき、貯まるほどお得です。
- イオンのサイトで対象商品と交換
- 電子マネーWAONポイントに交換
- イオンのオンラインショップでの買い物
ちなみにイオングループの店舗では定期的にポイント2~5倍キャンペーンが開催されていて、ポイントが貯まるチャンスは多いです。
支払い方法をイオンカードに設定すればポイントが4倍!
イオンモバイルの支払い方法をイオンカードに設定すればポイント付与が4倍になります。
本来200円ごとに1ポイント付与するシステムですが、イオンモバイルでは200円ごとに4ポイント付与されるのでポイントがザクザク貯まるようになります。
キャンペーンではなく常に行われている特典なので、イオンカードを持っている人には朗報ですね。
auからイオンモバイルへ乗り換え・MNPする方法まとめ
auからイオンモバイルへの乗り換えは以下の3ステップで行えます。
- auでMNP予約番号を発行する
- イオンモバイルを申し込む
- 端末の設定をする
イオンモバイルは公式サイトや取扱店舗で申し込みを受け付けています。
公式サイトからSIMカードだけを申し込む場合、商品の到着後に利用開始手続きと設定をすればOKです。
公式サイトでSIMカードと端末本体を申し込む場合、Webで手続きをした時点で乗り換えが完了します。
そのため、商品が届くまで電話やインターネットが使えなくなるので注意しましょう。
取扱店舗で申し込むと当日に乗り換えが完了するうえに、設定する際にサポートしてもらえるので安心です。
公式サイトから申し込んだ場合でも、設定でわからないことがあれば店舗でサポートが受けられます。
イオンモバイルはauよりも料金が安く、大手キャリアと遜色ないほどサポートやサービス面が充実していておすすめです。