ドコモからMNPで乗り換えると非常にお得な格安SIM『イオンモバイル』。
格安SIMへの乗り換えは難しそうに見えますが、思ったよりも簡単です。
特にイオンモバイルはオンラインと店舗の両方で申し込めるので、不安な人でも安心して手続きができます。
店舗でのサポートが受けられるので、契約した後も安心です。
この記事では、ドコモからイオンモバイルへ乗り換える方法を解説します。
ドコモからイオンモバイルへ乗り換えてどれだけお得なのか、どうのようなメリットがあるかも紹介するので必見です。
イオンモバイルの評判が気になる方は、『【イオンモバイルの評判・口コミ】格安SIMでイオンモバイルを選ぶべき人・そうではない人を比較!』の記事も参考にしてくださいね。
目次
ドコモからイオンモバイルへ乗り換え・MNPする手順
ドコモからイオンモバイルへ乗り換える方法は複雑ではなく、以下3つの手順を行えばOKです。
- ドコモでMNP予約番号を発行する
- イオンモバイルを申し込む
- 端末の設定をする
手続きはオンラインだけで完結できます。
店舗を利用しての手続きも可能です。手続きの流れを詳しく解説します。
ドコモでMNP予約番号を発行する
イオンモバイルへ乗り換える際は、まずドコモの各窓口で『MNP予約番号』を発行します。
先にドコモを解約すると、利用している電話番号がイオンモバイルへ引き継げなくなるので注意してください。
MNP予約番号は以下の窓口で発行してもらえます。
- My docomo
- ドコモショップ
- 電話窓口のドコモインフォメーションセンター
My docomoで発行する場合
My docomoを使うと、オンライン上でMNP予約番号を発行できます。
My docomoでの手続きは、dアカウントを使ってログインをすると可能です。
My docomoを使用する場合、以下の手順を行うとMNP予約番号が発行されます。
- メニュー画面で『契約内容・手続き』を選択
- 『携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)』を選択
- 『お手続きをする』を選択
- 『解約お手続き』を選択
- 表示される注意事項のページで『同意』にチェックを入れる
- 『次へ』を選択
- 『手続きを完了する』を選択
以上の手続きを完了させると、画面上にMNP予約番号が表示されます。
MNP予約番号はイオンモバイルを申し込むときに必要なので、スクリーショットを撮っておくかメモに控えておきましょう。
ドコモショップで発行する場合
ドコモショップで手続きを行う場合、原則的に契約者本人の来店が必要です。
また手続きをする際に本人確認が行われるので、運転免許証や健康保険証といった身分証明書を持参してください。
スタッフへMNP予約番号を発行したい旨を伝えると、手続きに対応してくれます。
手続き完了後に渡される控えの用紙にMNP予約番号が記載されているので、イオンモバイルを申し込むまでは捨てないようにしましょう。
代理人によるMNP予約番号の発行もできる
ドコモショップでは家族が代理人となってMNP予約番号を発行することも可能です。代理人が手続きを行う場合、以下の書類が必要となります。
- 契約者の本人確認書類
- 必要事項を記入した委任状
- 代理人となる契約者の家族の本人確認書類
- 契約者と代理人が家族と確認できる書類(戸籍謄本や住民票)
①と③に記載されている住所が同じで、第三者から見てすぐ家族と判断できれば④は不要です。
代理人である家族の本人確認書類が以下5つのどれかでない場合、補助書類も必要になります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
補助書類となるものは以下の通りです。
- 公共料金領収書
- 住民票
3ヶ月以内に発行されたものでないと補助書類として有効にならないので注意してください。
代理人が手続きをする場合は、複数の書類を用意しなければならず面倒です。
ドコモショップでMNP予約番号を発行する場合、契約者本人が出向いたほうが手続きをスムーズに行えます。
ドコモインフォメーションセンターで発行する場合
ドコモインフォメーションセンターはドコモの総合電話窓口です。
ドコモインフォメーションセンターを利用すると、電話一本だけでMNP予約番号の発行手続きが行えます。
- ドコモの携帯電話から:151
- その他の電話から:0120-800-000
- 受付時間:午前9時~午後8時
ドコモインフォメーションセンターでの手続きは、契約者本人でなければ受け付けてくれないので注意してください。
ドコモインフォメーションセンターでは電話口でMNP予約番号を教えてもらうので、メモに控えておくといいでしょう。
イオンモバイルを申し込む
MNP予約番号が発行できたら、イオンモバイルの申し込み手続きを進めます。
イオンモバイルでは、以下の方法で申し込みができます。
- 公式サイトを利用する
- 店舗に行く
状況にあわせて自分にあった窓口で申し込むといいでしょう。窓口別に申し込み手続きの流れを解説します。
公式サイトでの申し込みの流れ
公式サイトを使うと、オンラインで申し込み手続きが完結できるので便利です。
公式サイトを使ってイオンモバイルを申し込む流れは以下の通りとなっています。
- 『新規お申込み』を選択
- 『SIMカードのみをWEBで申込む』と『端末のみor端末+SIMセットをWEBで申込む』の中から状況にあった項目を選択
- 画面に表示されるプライバシーポリシーを確認
- 料金プランとSIMタイプ、オプションなどを選択
- 3~7日ほどでSIMカードや端末などの商品が到着
公式サイトから申し込む場合、本人確認書類の画像をアップロードを行うので準備しておきましょう。
SIMカードのみ申し込む場合、商品到着後に後ほど『利用開始手続きの方法』の項目でご紹介する利用開始の手続きをすると乗り換えが完了します。
後ほど『Webで端末も申し込む場合はスマホが使えない期間ができる』の項目で解説しますが、公式サイトからSIMカードと端末の両方を申し込む場合、乗り換えが完了した状態での商品発送になります。
商品が届くまで電話やネットが使えないので注意してください。
店舗での申し込みの流れ
店舗は当日にSIMカードや端末といった商品が受け取れる良さがあります。
イオンモバイル取扱店舗は全国規模で展開されていて、地方在住の人でも活用しやすいです。
店舗での申し込み方法はシンプルで、希望する商品を選んで専用用紙に利用したい料金プランやオプションなどを記入するだけです。
店舗で申し込む場合、後ほど『必要な本人確認書類』の項目で解説する身分証明書が必要なので持参しておきましょう。
前もって『店舗受付シート』で契約したいプランやオプションをお店に伝えておくと、よりスムーズに手続きが進められます。
必要な本人確認書類
イオンモバイルを申し込む際に本人確認書類として提示できるものは以下の通りです。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 健康保険証+補助書類
健康保険証を提示する場合は、下記の補助書類も必要です。
- 公共料金領収書
- 住民票
- 戸籍謄本
補助書類は発行から3ヵ月以内のものに限るので注意してください。
利用開始手続き・端末の設定をする
申し込みが完了してSIMカードや端末を受け取った後、状況に応じて以下の手続きを行います。
- 利用開始手続き
- 端末の設定
状況ごとに必要となる手続きは以下の通りです。
利用する窓口 | 申し込み内容 | 必要な手続き |
---|---|---|
公式サイト | SIMカードと端末 | 端末の設定 |
SIMカードのみ | 利用開始手続き 端末の設定 | |
店舗 | SIMカードと端末 | 端末の設定 |
SIMカードのみ | 端末の設定 |
端末の設定方法はiPhoneとAndroidで異なります。
利用開始手続きの方法
公式サイトでSIMカードのみを申し込む場合、商品が到着してからWebで利用開始の手続きをする必要があります。
そのため、インターネットに接続できる環境が必要です。利用開始手続きは、イオンモバイルのマイページにアクセスして行います。
イオンモバイルマイページでの手続き方法は以下の通りです。
- ログイン画面でお客様IDとパスワードを入力してログイン
- お申込み回線の一覧画面でイオンモバイルへ乗り換えるSIMカードを選んだうえ『開通する』を選択
- 『対象の回線を開通しますか?』のメッセージ画面で『OK』を選択
以上の手続きをすると、契約事業者がドコモからイオンモバイルへ切り替わります。
なお、利用開始手続きの受付時間は9時~19時です。
iPhoneでの設定方法
イオンモバイルの申し込み後、端末にSIMカードを挿入すれば電話は使えるようになります。
ただし、インターネットを使うにはAPN構成プロファイルをインストールする必要があります。
イオンモバイルのAPN構成プロファイルは、公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロードするプロファイルデータはiOSのバージョンで違うので注意してください。
iOSのバージョン | ダウンロード先URL | |
---|---|---|
iOS7以降 | タイプ1 | ダウンロード |
タイプ2 | ダウンロード | |
iOS6以前 | タイプ1 | ダウンロード |
タイプ2 | ダウンロード |
使用するiPhoneを使って上記のページにアクセスし、下記の通りに設定を行うとAPN構成プロファイルのインストールは完了です。
- 表示されるメッセージ画面で『許可』を選択
- 『閉じる』を選択
- 設定アプリを立ち上げる
- メニュー一覧に表示される『プロファイルがダウンロードされました』を選択
- 画面右上の『インストール』を選択
- iPhoneに設定しているパスコードを入力
- 『インストール』を選択
- 画面右上の『完了』を選択
Androidでの設定方法
AndroidではSIMカードを挿入してからAPN構成プロファイルの設定をしないと、インターネット通信はできません。
APN構成プロファイルを設定するときは、まず以下の手順を行います。
- 設定画面を開く
- 『ネットワークとインターネット』を選択
- 『モバイルネットワーク』を選択
- 『アクセスポイント名』を選択
ここまで進むと、あらかじめ端末に登録されているAPN設定の一覧が表示されます。一覧画面でイオンモバイルの項目があれば、それを選択すると設定は完了です。
イオンモバイルのサービスにはタイプ1とタイプ2があり、一覧画面に表示される場合どちらかを選択します。
タイプ1とタイプ2はイオンモバイルを申し込むときに選択するので、契約したプラン通りの項目をタップしてください。
一覧画面にイオンモバイルの項目がない場合、画面右上の『+』をタップして、アクセスポイントの編集画面に進みます。
編集画面で以下の項目を入力して、画面右上の『︙』をタップのうえ『保存』を選択すると設定は完了です。
項目 | タイプ1契約時に入力する内容 | タイプ2契約時に入力する内容 |
---|---|---|
APN | i-aeonmobile.com | n-aeonmobile.com |
ユーザー名 | user | user@n-aeonmobile.com |
パスワード | 0 | 0 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP | PAPまたはCHAP |
一番上にある名前の項目では、わかりやすいように『イオンモバイル』と入力するといいでしょう。
ドコモからイオンモバイルの乗り換えるメリット|料金の比較は圧倒的!
イオンモバイルは2020年にオリコンとMMD研究所の顧客満足度ランキングでお客様満足度No.1を獲得するほど人気の格安SIMです。
高い人気を得ている理由は、以下9つのメリットにあります。
- 料金が安い
- プランの種類が豊富
- 販売端末にiPhoneがある
- 店舗でサポートが受けられるから安心
- 解約費用が無料
- 高速通信オン・オフ機能でデータ量を節約できる
- 電話かけ放題オプションあり
- ドコモ回線を利用するならSIMロック解除が不要
- 持ち込んだ端末に保証を付けられる
イオンモバイルの大きなメリットは料金の安さで、ドコモと比較するとかなりお得です。
他にも様々なサービス内容に良いところがあります。
料金が安い
イオンモバイルの特徴的な魅力は、利用料金の安さです。
プランを抜粋して、イオンモバイルとドコモの料金プランを比較してみます(イオンモバイルの詳細な料金プランは、後ほど『プランの種類が豊富』の項目で紹介します)。
イオンモバイル (音声プラン) | ドコモ | ||
---|---|---|---|
1GB | 858円/月 | 5Gギガライト (1GBまで利用)※1 | 3,465円/月 |
5GB | 1,298円/月 | 5Gギガライト (5GB以上利用)※1 | 6,765円/月 |
10GB | 1,848円/月 | ahamo(20GB) | 2,970円 |
20GB | 2,178円/月 | ギガホ プレミア (60GB) | 7,205円/月 |
50GB | 6,358円/月 | 5Gギガホ プレミア (無制限) | 7,315円/月 |
※値段は全て税込です。
※1:通常のギガライトも同料金です。
特に注目したいのは、小容量プランでの差額です。
毎月1GBまでしか必要ない場合、イオンモバイルの月額はドコモより2,607円(税込)お得です。
年間で算出すると、31,284円(税込)もの節約になります。
10GBプランを利用しても、ドコモの5Gギガライトの最低料金より安いので驚きです。
30GB以上になると高くはなりますが、それでもドコモの大容量プランと比べて高くありません。
少しでもスマホの料金を安くしたいのであれば、イオンモバイルはとても魅力的な格安SIMと言えます。
プランの種類が豊富
料金プランのバリエーションが豊かなのもイオンモバイルの魅力。
イオンモバイルの料金プランは3つあり、自分にあったサービスが選べます。
プラン | サービス内容 |
---|---|
音声プラン | 音声通話・SMS・インターネット通信が利用可能 |
シェア音声プラン | 音声通話・SMS・インターネット通信が利用でき、データ容量は家族とシェアできる |
データプラン | インターネット通信だけ利用できる |
電話が必須であれば音声プランを、インターネットがメインで通話はLINEがほとんどならデータプランといった選び方ができるのは嬉しいところです。
家族でスマホを利用する場合、シェア音声プランを使う選択肢もあります。
さらにデータ容量は最大17通りで、自分にあったプランを選びやすいです。
容量 | 音声プラン | シェア音声プラン | データプラン |
---|---|---|---|
0.5GB | 803円/月 | – | – |
1GB | 858円/月 | – | 528円/月 |
2GB | 968円/月 | – | 748円/月 |
3GB | 1,078円/月 | – | 858円/月 |
4GB | 1,188円/月 | 1,738円/月 | 968円/月 |
5GB | 1,298円/月 | 1,848円/月 | 1,078円/月 |
6GB | 1,408円/月 | 1,958円/月 | 1,188円/月 |
7GB | 1,518円/月 | 2,068円/月 | 1,298円/月 |
8GB | 1,628円/月 | 2,178円/月 | 1,408円/月 |
9GB | 1,738円/月 | 2,288円/月 | 1,518円/月 |
10GB | 1,848円/月 | 2,398円/月 | 1,628円/月 |
12GB | 1,958円/月 | 2,508円/月 | 1,738円/月 |
14GB | 2,068円/月 | 2,618円/月 | 1,848円/月 |
20GB | 2,178円/月 | 2,728円/月 | 1,958円/月 |
30GB | 4,158円/月 | 4,708円/月 | 3,938円/月 |
40GB | 5,258円/月 | 5,808円/月 | 5,038円/月 |
50GB | 6,358円/月 | 6,908円/月 | 6,138円/月 |
※値段は全て税込です。
60歳以上の人へ向けたプラン『やさしいプラン』も用意されています。
やさしいプラン | |||
---|---|---|---|
容量 | 音声プラン | シェア音声プラン | データプラン |
0.2GB | 748円/月 | – | – |
3GB | 858円/月 | – | 638円/月 |
6GB | 1,188円/月 | 1,738円/月 | 968円/月 |
8GB | 1,408円/月 | 1,958円/月 | 1,188円/月 |
※値段は全て税込です。
やさしいプランでは、下りの通信速度を最大500Kbpsに制限する代わりに料金がより安く設定されています。
インターネットの利用が少なく通話とメール、LINEの利用がメインの60歳以上の人は検討してみるといいでしょう。
イオンモバイルは一週間無料お試しサービスもある
「事前にイオンモバイルの使い心地を知っておきたい!」という方に向けて、イオンモバイルでは無料貸し出しサービスも行っています。
- イオンモバイル無料貸し出しサービス:一週間無料でイオンモバイルのSIMカードやスマホを利用できる
対象年齢 | 18歳以上 |
---|---|
貸出できるSIMカード | データ通信専用SIMカード ・ タイプ1(NTTドコモ回線) ・ タイプ1(au回線) ・ タイプ2(NTTドコモ回線) |
貸出できるスマートフォン | イオンモバイル指定のスマートフォン ※店舗により機種が異なる(機種・色の指定不可) |
取り扱い店舗 | 全国のイオンモバイル取り扱い店舗 ※即日利用できる店舗のみ |
必要なもの | ・本人確認書類 ・クレジットカード(利用可能額が残っていないと申し込み不可) |
本人確認書類とクレジットカードが用意できれば、対象店舗で手続きしてその日からお試しすることが可能です。
事前に通信速度や使い心地を無料で試せるサービスは中々ない嬉しいサービスですね。
ただし注意事項として、契約の際にクレジットカードの利用可能額から下記の金額がイオンモバイルに預けられます。
- スマホ本体+SIMカードの利用:税込33,000円
- SIMカードのみの利用:税込3,300円
この処理は不正利用防止のためであって、お試し期間終了後に端末やSIMカードを返却すれば後日利用可能額は戻ってきます。
「無料って言ってたのにお金取るの!?」と驚いたかもしれませんが、普通に利用すれば一切お金はかからないので安心してくださいね。
上記の金額以上の利用可能額が残っているクレジットカードがないと、無料お試しサービスは申し込みできないので注意してください。
販売端末にiPhoneがある
格安SIMで販売されている端末は、Androidに偏りがちです。
しかし、イオンモバイルではiPhone XSとiPhone 8の購入が可能です。
最新のiPhoneは販売されていませんが、iPhone XSやiPhone 8のスペックは申し分ありません。
特にスペックにこだわりがなければ、イオンモバイルでiPhone XSを購入する選択肢はおすすめです。
店舗でサポートが受けられるから安心
格安SIMを検討するうえで気になるのが、サポートの対応形式。
ほとんどの格安SIMは店舗を出していないため、契約後のサポートは電話やオンラインになる場合が多いです。
イオンモバイルは全国に200以上の店舗を展開していて、大手キャリアと同様に対面形式でサポートが受けられます。
設定やLINEの引き継ぎなどがわからないときにサポートしてもらえるので、サービス面は申し分ありません。
もちろん電話やオンラインでのサポートも利用できますよ。
解約費用が無料
イオンモバイルはすべてのプランで契約期間の縛りを設けておらず、解約する際に違約金は発生しません。
イオンモバイルから他社へ乗り換える際にMNP手数料が発生することもなく、解約でのリスクは低いです。
高速通信オン・オフ機能でデータ量を節約できる
イオンモバイルでは専用アプリを使うことで、高速通信のオン・オフを切り替えられます。
高速通信をオフにすると最大通信速度が200Kbpsになり、ネットを使ってもデータ量の消費はカウントされません。
200KbpsではメールやLINEメッセージを利用できるので、あまりネットを使わないときにこの機能を活用するとデータ容量を節約できます。
電話かけ放題オプションあり
イオンモバイルは以下の電話かけ放題オプションを用意しています。
オプション名 | 料金 | サービス内容 |
---|---|---|
イオンでんわ5分かけ放題 | 550円/月 | 5分以内の国内通話がかけ放題 |
イオンでんわ10分かけ放題 | 935円/月 | 10分以内の国内通話がかけ放題 |
イオンでんわフルかけ放題 | 1,650円/月 | 24時間いつでも国内通話がかけ放題 |
やさしい10分かけ放題※60歳以上限定 | 935円/月 | ・10分以内の国内通話がかけ放題 ・イオンスマホ電話サポートが付帯 |
050かけ放題 | 1,078円/月 | 国内通話がかけ放題。 |
※値段は全て税込です。
5分や10分かけ放題オプションがある格安SIMは見かけますが、かけ放題オプションがある格安SIMは意外と少ないです。
電話をする頻度が高い人なら、イオンモバイルは魅力的なサービスと言えるでしょう。
ドコモ回線を利用するならSIMロック解除が不要
イオンモバイルではドコモとauどちらかの回線を利用できます。
ドコモからイオンモバイルへ乗り換えてドコモ回線を利用するパターンには、SIMロック解除が不要となるメリットがあります。
ドコモから格安SIMへ乗り換えて、所有しているドコモスマホを使い続けるとします。
この場合、移行先がドコモ以外の回線を用いたサービスだと、端末のSIMロックを解除しなければいけません。
イオンモバイルではドコモ回線を選択でき、SIMロックを解除しなくても所有しているドコモスマホを引き続き利用できます。
『スマホを買い替えたくないけど、SIMロック解除は面倒』と悩んでいるドコモユーザーにとって、イオンモバイルは楽に乗り換えができるサービスです。
持ち込んだ端末に保証を付けられる
イオンモバイルでは契約時に購入した端末はもちろん、持ち込みのスマホにも保証を適用できます。
イオンモバイルは持ち込み端末専用の『端末持ち込み保証』を提供していて、以下3つの故障が発生したときに修理や交換費用の負担が少なくなります。
- 自然故障
- 水濡れ
- 破損
端末持ち込み保証に加入した場合、修理や交換費用は以下の通りになります。
端末 | 修理 | 交換 |
---|---|---|
iPhone | 0円 | 13,200円 |
Android・Windows | 0円 | 1回目:4,400円 2回目:8,800円 |
※値段は全て税込です。
修理が可能な状態であれば、費用はかかりません。
交換の場合は費用が発生しますが、新しい機種に買い替えるより負担は少ないです。
修理期間中は無料で貸出機を利用できるので、サポート内容は良好と言えるでしょう。
ドコモからイオンモバイルへ乗り換える際の注意点・デメリット
ドコモからイオンモバイルへ乗り換える場合、あらかじめ以下7点をチェックしなければいけません。
- Webで端末も申し込む場合はスマホが使えない期間ができる
- 公式サイトで申し込みはMNP予約番号の有効期限が10日以上必要
- ドコモのメールアドレスが使えなくなる
- ドコモ側で解約費用が発生する可能性がある
- 所有しているドコモスマホでau回線を利用するにはSIMロック解除が必要
- 所有しているスマホがイオンモバイルで動作しない可能性がある
- 支払い方法はクレジットカードのみ
現在ドコモで利用しているスマホをイオンモバイルのau回線で使おうと考えているのであれば、特に注意が必要です。
Webで端末も申し込む場合はスマホが使えない期間ができる
公式サイトでイオンモバイルを契約する場合、端末も申し込むと手続きが完了した時点で乗り換えが完了します。
そのため、自宅にSIMカードと端末が届くまでは、スマホでの通話とインターネットは利用できません。
申し込みから商品が届くまでは3〜7日かかるので、イオンモバイルの販売端末を購入しようと考えている人は注意してください。
電話やインターネットができない期間をなくしたいのであれば、店舗で申し込みがおすすめです。
公式サイトで申し込みはMNP予約番号の有効期限が10日以上必要
ドコモで発行するMNP予約番号には有効期限があり、15日が過ぎると失効になります。
MNP予約番号を発行してから15日以内には、イオンモバイルへの乗り換えを完了させないといけないわけです。
しかし、公式サイトからSIMカードのみを申し込む場合、有効期限ギリギリの申し込みはするべきではありません。
イオンモバイルの公式サイトから乗り換えを申し込む場合、MNP予約番号の有効期限が残り10日以上であるのが望ましいです。
有効期限が残り10日以下の場合、申し込みから開通手続きが完了するまでの間に、MNP予約番号が失効となる恐れがあります。
ドコモの窓口でMNP予約番号を発行したら、早めにイオンモバイルの申し込みを済ませたいところです。
ドコモのメールアドレスが使えなくなる
ドコモからイオンモバイルへ乗り換えると、ドコモ発行のメールアドレスはなくなり使えません。
ドコモのアドレスを使ってメールをする頻度が高いのであれば、代わりとなるアドレスを用意する必要があります。
おすすめはGmailをはじめとしたフリーメールアドレスです。
フリーメールのアドレスをメインにすれば、今後また契約する携帯会社を変えることがあってもアドレスは変わりません。
ドコモ側で解約費用が発生する可能性がある
ドコモからイオンモバイルへの乗り換えを考えている人は、以下2つの費用が発生しないかチェックしておきましょう。
- 契約解除料金
- 端末代の残債
上記2つの費用が発生する条件を解説します。
契約解除料金
ドコモは現在、プランや契約期間に関わらず違約金ゼロで解約することができます!
無料でドコモから乗り換えることができますよ。
ドコモには以下2種類のサービスがあります。
- 定期契約あり
- 定期契約なし
どちらのサービスを契約しているか、どのプランを利用しているかで違約金の値段や発生有無が変わってきます。
定期契約ありは2年契約の縛りがあるサービスです。
契約の満了月から翌々月の3ヶ月間以外でイオンモバイルへ移行すると、利用しているプランに応じて違約金が発生します。
定期契約なしは契約期間の縛りがないサービスで、いつイオンモバイルへ乗り換えても違約金が発生することはありません。
ドコモの違約金発生条件、違約金の値段を表にまとめると以下の通りです。
プラン | 違約金 | 違約金が0円の時期 | |
---|---|---|---|
・ギガホ (プレミア含む) ・ギガライト | 定期契約あり | 1,100円 | 契約の満了月から翌々月までの3ヶ月間 |
定期契約なし | 0円 | 常時 | |
その他の旧プラン | 定期契約あり | 10,450円 | 契約の満了月から翌々月までの3ヶ月間 |
定期契約なし | 0円 | 常時 |
※値段は全て税込です。
現行のメインプランを利用している場合だと、定期契約ありに加入していたとしても負担は少なめです。
古いプランを利用している場合だと、定期契約ありに加入していると負担は大きくなります。
とはいっても、先ほど『料金が安い』の項目で説明した通り、イオンモバイルの料金はドコモと比べるとかなりお得です。ドコモとの差額を考えると、違約金の負担があっても乗り換える価値はあります。
dカードお支払い割を適用している場合、利用料金は定期契約ありと同じ状態です。
しかし、dカードお支払い割は『割引適用で定期契約なしを定期契約ありと同額となる』特典なので、いつ解約しても違約金は発生しません。
端末代の残債
使用しているドコモスマホの代金を分割で支払っている場合、残債がないかも注意しなければいけません。
端末代の分割支払いが終わっていない状態でイオンモバイルへ乗り換えると、その後も残りの支払いが発生します。
イオンモバイルへの乗り換えを検討している人は、ドコモスマホの端末代支払いが続くのかも確認してください。なお、解約する際に残債を一括で精算することもできます。
MNP手数料は廃止されている
現在のドコモは、他のキャリアや格安SIMへ乗り換える際に発生していたMNP手数料を廃止しています。
以前は他社へ乗り換えると下記のMNP手数料が発生しましたが、2021年4月1日より無料になりました。
状況 | MNP手数料 |
---|---|
通常 | 3,300円 |
2019年9月30日までに提供されていたプランを契約中である場合 | 2,200円 |
※値段は全て税込です。
ドコモスマホでau回線を使うにはSIMロック解除が必要
イオンモバイルでは、ドコモとauのどちらの回線を利用するか選択できます。
所有しているドコモスマホでイオンモバイルのau回線を利用する場合、端末のSIMロックを解除しなければいけません。
またSIMロックを解除できるかは、以下のポイントで左右されます。
- どの端末を所有しているか
- 端末購入後の状況
どのドコモスマホでもSIMロック解除ができるわけではありません。
そのため、所有しているドコモスマホがSIMロック解除の対象機種なのか確認する必要があります。
所有している使いたいドコモスマホがSIMロック解除の対象なのかは、公式サイトで確認可能です。
ドコモ公式サイト SIMロック解除対応機種一覧ページ | |
---|---|
2015年5月以降に発売された対応機種 | ドコモ公式サイト |
2011年4月~2015年4月に発売された対応機種 | ドコモ公式サイト |
所有しているドコモスマホがSIMロック解除の対応機種であっても、以下の条件を満たした条件でなければ解除できません。
パターン | SIMロックの解除条件 |
---|---|
契約者本人が購入した端末である場合 | ①ネットワーク利用制限などの各種ロックが掛っていない 【①を満たしたうえで下記のいずれかを満たしていればSIMロック解除が可能】 ②該当機種の購入後から100日が経過している ③端末の該当回線が過去にSIMロック解除を行っていて、その受付から100日が経過している ④機種代金を一括払いで購入している ⑤分割支払いで購入しており、支払い金を全て精算している ⑥端末の該当回線か一括請求の代表改選の支払い方法をクレジットカードに設定している |
・中古販売店で購入した端末である場合 ・知人や友人から譲り受けた端末である場合 | 以下の2点を満たしている必要がある。 ①ネットワーク利用制限などの各種ロックが掛っていない ②ドコモの販売店で分割払いでの購入された日から100日が経過している |
すべての条件を満たしていれば、以下のドコモ窓口でSIMロックの解除手続きができます。
- ドコモショップ
- My docomo(オンライン)
- ドコモインフォメーションセンター(電話窓口)
ドコモショップや電話窓口では3,300円(税込)の手数料が発生するので、My docomoを使うのがおすすめです。
- ドコモショップ:3,300円の手数料が発生
- 電話:3,300円の手数料が発生
- My docomo(ネット):無料
イオンモバイルでドコモ回線を利用する場合、所有端末のSIMロックを解除する必要はありません。
ドコモのスマホをイオンモバイルで利用するのであれば、ドコモ回線を選択するとスムーズです。
持ち込むスマホがイオンモバイルで動作しない可能性がある
ドコモで利用しているスマホ、または所有しているSIMフリー端末をイオンモバイルで使おうとする場合、動作が保証されているかを確認しなければいけません。
イオンモバイルで動作しない端末も存在しているからです。
端末を持ち込んでイオンモバイルを契約したい場合、そのスマホの動作確認がされているか調べておきましょう。
持ち込む端末がイオンモバイルで動作するかは、公式サイトで確認できます。
料金の支払い方法はクレジットカードだけ
イオンモバイルで利用できる料金の支払い方法は、クレジットカードしかありません。
- イオンマークのあるクレジットカード
- VISA、Master Card、JCBブランドのクレジットカード
- (店舗で申し込む場合のみ)上記に加えてダイナースクラブ、アメックスブランドのクレジットカード
口座振替は利用できず、クレジットカードを持っていないと契約できないわけです。
クレジットカードを持っていない人は、口座振替ができる他のサービスを検討してみましょう。
口座振替が利用できる料金が安いサービスは、主に以下4つです。
- ドコモのahamo
- ワイモバイル
- UQモバイル
- OCNモバイルONE
イオンモバイルで本体を購入するならイオンカードがお得!
イオンモバイルを申し込むときに端末本体を購入するのであれば、イオンカードの利用がおすすめです。
イオンカードをおすすめするのは、以下3つのメリットがあるからです。
- 金利なしで端末代金を24ヵ月分割で支払える
- お客様感謝デーでの申し込みは店舗受付の手数料が5%オフ
- イオンモバイルの利用料金からポイントが貯まる
すべてお得なメリットなので、イオンモバイルへの乗り換えを機にイオンカードへ加入する価値があります。
イオンカードが気になる方は『一番お得なイオンカードの作り方・申込み方法|損せず発行する方法と企画コード・紹介コードについて』の記事も是非チェックしてくださいね。
無金利で端末代金の24ヵ月分割払いが可能
イオンモバイルで端末を購入して代金を分割支払いにする場合、クレジットカード払いとなるので手数料がかかります。
手数料は購入金額やカード会社によって違いますが、税込で5,000円以上になる場合が多いです。
しかし、イオンカードを使って端末本体を購入すると、分割支払いの手数料が発生しません。
少しでも出費を抑えたいのであれば、イオンカードへ加入したうえでの乗り換えがおすすめです。
お客様感謝デーでの申し込みは店舗受付の手数料が5%オフ
イオン系列店舗が実施するお客様感謝デー開催中に店舗でイオンモバイルを申し込み、イオンカードを利用すると手数料が5%オフになります。
お客様感謝デーは毎月20日と30日に開催されていて、イオンカードへ加入したことでお得に契約できるチャンスは高頻度でやってきます。
イオンモバイルの利用料金からポイントが貯まる
イオンカードを利用するメリットは、イオンモバイルがお得に申し込めるだけではありません。
イオンカードを利用料金の支払い方法に設定すると、200円(税込)ごとにWAON POINT1ptが付与されます。
また全国のイオン系列での買い物の支払いでも、同じ還元率でポイントがもらえてお得です。
貯まったポイントは以下の用途で使うことができます。
- イオンのサイトで対象商品と交換
- 電子マネーWAONポイントに交換
- イオンのオンラインショップでの買い物
ちなみにイオングループのお店では定期的にポイント2~5倍イベントが実施されているので、ポイントは貯まりやすいです。
支払い方法をイオンカードに設定すればポイントが4倍!
イオンモバイルの支払い方法をイオンカードに設定すればポイント付与が4倍になります。
本来200円ごとに1ポイント付与するシステムですが、イオンモバイルでは200円ごとに4ポイント付与されるのでポイントがザクザク貯まるようになります。
キャンペーンではなく常に行われている特典なので、イオンカードを持っている人には朗報ですね。
ドコモからイオンモバイルへ乗り換え・MNPする方法まとめ
この記事では、ドコモからイオンモバイルへ乗り換える方法を解説しました。
ドコモからイオンモバイルへの乗り換え手順は、以下の3ステップです。
- ドコモでMNP予約番号を発行する
- イオンモバイルを申し込む
- 端末の設定をする
イオンモバイルの申し込みは、公式サイトや取扱店舗で行えます。
公式サイトでSIMカードを申し込む場合、商品が届いてから利用開始手続きをしたうえで設定を行いましょう。
公式サイトで端末も申し込む場合申し込みの時点で乗り換えが完了し、商品が届くまで電話やインターネットができないので注意してください。
店舗での申し込みだとその場で乗り換えが完了するうえに、設定するときにサポートが受けられて便利です。
公式サイトで申し込んでも、設定がわからない場合は店舗でサポートしてもらえます。
イオンモバイルは料金が安いうえに、サポートなどのサービス面も充実しているので安心です。