【図解で解説】イオンカードのキャッシングの利用方法や返済の流れを解説

「イオンカードのキャッシングは使いやすい？」
「手数料はいくらになるんだろう」

年会費無料で作成できるにもかかわらず、イオン系列においてこれでもかというほどに多数のメリットを享受することができるイオンカード。

普段からお世話になっている方も多いことでしょう。

さて、そんなイオンカードですが、ショッピング機能だけでなく、キャッシング機能も利用することができます。

節約効果を高めていくという視点では、あまり推奨されたものではありませんが、「やむを得ず…。」という場面も出てくることがありますよね。

そこでここでは、イオンカードのキャッシング利用に関する情報をまとめてみました。

イオンカードのキャッシング利用方法や、返済する方法について解説していきます。

すでにイオンカードを活用している方はもちろん、これからイオンカードを作成しようと考えている方にとっても役立つ内容ですよ。

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イオンカードのキャッシングを利用する方法

イオンのキャッシング枠の設定方法

まずは、イオンカードのキャッシングを利用する方法について解説していきます。最もベーシックなのはやはり、ATMやCD機を活用するという方法ですね。

以下、対象となっているATM・CD機の一覧を示しておきましょう。

キャッシング枠利用の操作手順

次に、イオン銀行を例にとって、操作手順を確認していきます。

ここまでです。特に難しいことはありませんね。注意点としては、支払いでリボ払いを選択してしまうと、トータルで返済する金額が膨れ上がってしまうことでしょうか。

どうしてもという場合には仕方がないですが、極力リボ払いは避けて、一括返済を心がけていきたいですね。

ちなみに、イオン銀行以外のATMを利用した場合、ATM利用手数料として、1万円以内の借り入れなら108円、1万円を超える借り入れなら216円がかかることを追記しておきます。

アプリやインターネット、電話で借り入れも可能

場合によっては忙しくてATMに行く時間を確保することができないこともあるでしょう。

そんな時に活用したいのが、イオンウォレットやインターネット、電話による借り入れです。

カード設定口座がイオン銀行であれば、24時間365日即日振込してもらえるのも大きな魅力といえます。

まずは、イオンカードのネットでの手続き方法を確認していきます。

イオンウォレットでもキャッシングの利用ができますよ。

続いて、電話での申し込み方法です。

電話で申し込みをする場合、カード番号の入力が求められるため、手元にクレジットカードを用意しておくと焦らずに済むでしょう。

なお、申し込み日と振込予定日に関する詳細は以下の通りとなっています。

イオンカードで海外をキャッシングする方法

イオンカードでは、海外で現地通貨を引き出すことも可能です。海外で急に現金が必要になった時に助かりますね。

ここでは、海外でのキャッシング利用方法をシェアしていきたいと思います。まず、対象となっているATMは以下の通りです。

以上のいずれかのマークがあるATMであれば利用可能です。主要な国際ブランドが網羅されているため、使い勝手に申し分はなさそうですね。

操作手順

事前に海外ATMの操作方法を把握しておけば、いざという時に焦ることもありません。

ここまでです。英語表記だと混乱してしまう方もいるかもしれませんが、基本的な流れを事前に把握しておけば大丈夫です。

ちなみに海外におけるキャッシングについても、1万円以内の借り入れなら110円、1万円を超える借り入れなら220円のATM利用手数料がかかります。

イオンカードのキャッシング枠を付帯する方法

イオンカードのキャッシング枠を設定する

続いて、イオンカードのキャッシング枠を付帯する方法についてみていきましょう。

これから新たにクレジットカードを申し込む場合であれば、申し込み時にショッピング枠だけではなく、キャッシング枠についても同時に申請することができます。

すでにイオンカードを発行してしまっている場合でも、以下のいずれかの方法で、キャッシング枠を設けることは可能です。

いずれの方法にしても、キャッシング枠を設ける上ではイオンカードの審査が伴うので、申し込みをしてすぐに付帯を受けられるわけではありません。おおよそ、1〜2週間の期間はみておきましょう。

キャッシングサービスの利用条件

イオンカードのキャッシングサービスの利用条件は以下の通りです。

ご覧の通り、最大で300万円までの枠を設けることが可能ですが、必ずしも希望した枠を確保できるとは限りません。

というのも、イオンカードを含めた全てのクレジットカードのキャッシング枠として設けられる額は、年収の3分の1までと法律で決まっているためです。

増額申請の場合はカードの利用が止められる場合も

イオンカードでキャッシングの増額申請をする際に気をつけておきたいのは、場合によっては利用限度額が減らされてしまったり、カードの利用そのものが止められてしまうケースがあるということです。

クレジットカードを普段から適切に利用しているのであれば気にすることもないですが、過去に滞納した経験があるなどの場合は、申請手続きをしない方が無難かもしれませんね。

ちなみに、増額申請をするタイミングについても、クレジットカードの契約から半年以上の期間をあけてからの方が良いです。

この半年間においては、他のカードローンの契約や増額は極力避けましょう。

イオンカードのキャッシング増額審査において、不利な影響を与えてしまう可能性があるためです。

イオンカードのキャッシング返済方法

キャッシング利用前に返済方法を理解しておこう！

イオンカードで行ったキャッシングは、以下の2通りの方法で返済できます。

イオンカードのキャッシングのリボ払いの場合は、後からキャッシングリボ残高の一部または全額を返済することも可能です。

では、どのような手順で返済するのかを、一括返済とリボ払いで返済に分けて解説していきましょう。

イオンカードのキャッシングを一括返済する方法

イオンカードのキャッシングを一括返済にすると、当月11日から翌月10日までの利用分に手数料を加えた金額を翌月2日(休日は翌営業日)に登録口座から引き落として支払いとなります。

一括返済する方法は、以下の2通りあります。

電話でキャッシングした場合はその場で一括返済することを伝えるだけでいいのですが、銀行ATMを操作してキャッシングする場合は、操作の段階で一括返済を選択しなければいけません。

では、ATMでキャッシングするときの流れをもう少し詳しく解説しますね。

イオンATM操作の場合は支払い方法を『キャッシング(一括返済)』にする

ATM操作でキャッシングを行うときに一括返済を希望する場合は、以下の手順でATMを操作します。

上記の手順のように、イオン銀行ATMの支払い方法選択画面で『リボ払い』と『一括返済』が表示されますので、『一括返済』を選択します。

ただし、イオン銀行ATM以外のATMでキャッシングをすると、返済方法の選択画面が出てきません。しかも一部のATMでは支払い方法が自動的にリボ払いになります。

一括で返済したい場合や支払い方法が何になっているかを確認したい場合は、以下のイオンカードコールセンターに電話をかけて、一括払いに変更する旨を伝えましょう。

コールセンターに電話するとガイダンスが流れるので、指示にしたがって操作してくださいね。

イオンカードのキャッシングをリボ払いで返済する方法

イオンカードで行ったキャッシングの残高をリボ払い(元利均等返済方式)にすると、利用残高に応じて毎月一定の金額(元金+手数料)を支払っていきます。

リボ払いで返済する場合は、一括払いと同じように以下に方法があります。

では、ATM操作の流れを解説しましょう。

イオン銀行ATM操作の場合は支払い方法を『キャッシング(リボ払い)』にする

ATM操作でキャッシングを行うときにリボ払いを希望する場合は、以下の手順でATMを操作しましょう。

手順は一括払いと同じですが、イオン銀行ATMの支払い方法の選択画面で『リボ払い』の方を選択します。

これで、あなたがキャッシングした分はリボ払いになり、毎月一定の金額を返済していけます。

このままリボ払いで返済していくのもいいのですが、途中で「お金に余裕ができたから少しでも早く返済したい。」ということもあるかもしれません。

そんな時は、キャッシングリボの残高の一部または全額を返済する方法もありますので、次の項目で解説しましょう。

イオンカードのキャッシングリボ残高の一部または全額を返済する方法

イオンカードのキャッシング残高は、以下の方法でその一部または全額を返済することが可能です。

収入が多かった月やお金に余裕がある月にキャッシングリボ残高を早めに返済しておくこと、リボ手数料を安く済ませることもできます。

それぞれの返済方法を詳しく解説しましょう。

登録口座からキャッシング残高を返済する

イオンカード公式サイトにある『リボ払いのお支払い額増額サービス』を申し込むと、キャッシングの一部または全額返済ができます。

キャッシングリボの一部または全額払いの流れは以下の通りです。

リボ払いの支払額を増額した場合は、新たに設定した金額が口座から引き落とされ、全額返済を選択した場合は、キャッシング残高がまとめて口座から支払われます。

ATMからキャッシング残高を返済する

キャッシングでリボ払いをした分を、イオン銀行ATMや提携ATMで返済することもできます。

イオン銀行ATMで返済する場合の流れを、以下にまとめますね。

上記の手順で一部返済または全額返済ができます。

返済できる金額はリボ払いの元金のみです。リボ払いにかかる手数料は登録してある口座からの引き落としになるので、了承しておきましょう。

では次に、リボ払いの返済ができる提携ATMはどこにあるのかを解説していきますね。

イオンカードのキャッシングリボが返済できる提携ATM

リボ払いが返済できる提携ATMは、以下のようになっています。

イオン銀行が近くになくても、コンビニなどにある提携ATMで返済できるのはありがたいですよね。

ただし、イオン銀行ATMとゆうちょ銀行ATM以外のATMでキャッシングリボを返済する場合、ATM手数料が発生します。

「手数料がもったいない。」という方は、イオン銀行かゆうちょ銀行のATMを利用しましょう。

イオンカードのキャッシングリボ残高を銀行振込みで全額返済する

イオンカードで行ったキャッシングリボ残高を、銀行振り込みで全額返済することも可能です。

銀行振り込みで全額返済する場合は、返済日によって金額に違いが出てしまうためイオンカードコールセンターに電話をして、キャッシングリボの全額払いをしたい旨を伝えましょう。

ただし、イオン銀行に売上伝票が届いていない金額に関しては支払うことができません。

コールセンターに電話した時に、どれだけの金額が返済できるかを尋ねてみてくださいね。

ここまでキャッシングの返済方法をまとめてきましたが、文章内に時々出てくる『キャッシングの手数料(利息)』が気になりますよね。

そこで今度は、キャッシングにかかる手数料について解説していきますね。

イオンカードのキャッシング手数料は18.0％！

キャッシングには手数料が発生します。キャッシングの手数料(利息)は年率18.0％と高めの設定になっています。

「それって高いほうなの？」と実感が湧かないかもしれませんね。

そこで、キャッシングの手数料がどのくらい高いかを、金融機関の預貯金の手数料と比較してみましょう。

こうして比べてみると一目瞭然ですね。

預貯金で利息はなかなか付きませんが、キャッシングをすると18.0％もの手数料が発生するのは、やはり高いといえるでしょう。

実際イオンカードで3万円のキャッシングをすると手数料はこうなる！

キャッシングの返済方法には、大きく分けると『一括払い』『リボ払い』があることをお伝えしました。

ただ、一括払いやリボ払いなど、どの支払い方法があなたに合っているかがわからないと、支払い方法の選択ができませし、手数料がいくら発生するのかも知っておきたいですよね。

そこで、それぞれの返済スケジュール及び発生する手数料について例を挙げて解説していきましょう。

例1：イオンカードで行った30,000円のキャッシングを一括返済する場合

30,000円のキャッシングを一括返済する場合は、以下のスケジュールで返済します。

毎月11日から翌月10日までのキャッシング利用分に手数料を合わせて、翌月2日にまとめて支払いますので、例を挙げると上記のようになります。

キャッシングの手数料は年率18.0％ですので、日割りで手数料を計算すると473円の手数料になるため、元金と手数料を合わせて30,473円が6月2日に引き落とされます。

例2：イオンカードで行った30,000円のキャッシングをリボ払いで返済する場合

キャッシングをリボ払い(元利均等返済方式)で返済していく場合のスケジュールは、以下の通りです。

リボ払いは、キャッシングした利用合計額に応じて以下のように毎月の返済額が変わります。

つまり、上記の毎月の返済額に手数料を足した分が支払金額になるのです。

イオンカードのキャッシングリボ払いの手数料は年率18.0％なので、手数料を計算し完済までを簡単な表にすると、以下のようになります。

※表はあくまでシミュレーションした場合です。キャッシングした日によって計算に違いがあります。

合計11回の支払いがあり、手数料の合計額は2,742円になるのです。

返済期間が長くなる上に、手数料まで発生するのはちょっと大変かもしれませんね。

イオンカードのキャッシング枠をなくす方法

使ってしまうそうなら枠をなくすことも一つの方法

イオンカードを新規に申し込むときに、キャッシング枠を0円に設定することはできません。

つまり、最初はキャッシング枠を付けることになるのです。

「でも、キャッシングは利用しないからなくしたい。」という方もいらっしゃることでしょう。

キャッシング枠はイオンカードに入会した後なら、以下の方法でなくすことができます。

では、もう少し詳しく解説しましょう。

暮らしのマネーサイトでイオンカードのキャッシング枠をなくす

イオン公式サイト『暮らしのマネーサイト』にアクセスして、次の手順でキャッシング枠を0円にします。

上記の流れで手続きを行えば、キャッシング枠をなくすことができます。

電話でイオンカードのキャッシング枠をなくす

電話でキャッシング枠をなくしたい場合は、下記のイオンコールセンターに電話をしましょう。

ガイダンスに従って進むと、キャッシング枠の変更ができるようになります。

イオンカードのキャッシングでよくある質問

イオンカードのキャッシングを使うと連絡が来る？

初めてキャッシングを利用した場合は、約2日後にはがきが送られます。
2回目以降は送られません。

キャッシング利用分は一括で返済できる？

イオンカードのキャッシングは一括返済ができます。
支払うタイミングによって利息額が変わるため、事前にコールセンターへ連絡して返済日を決めるようにしてください。

キャッシング枠は変更することができる？

暮らしのマネーサイトへログインし、「カード登録内容照会・変更」から申請することができます。
減枠の場合は特に審査になりませんが、増枠する場合は審査が行われるので注意が必要です。
イオンカードは申込時にキャッシング枠が自動的に付帯されるので、必要ない方はカードが手元に届き次第減枠申請を行ってくださいね。

イオンカードのキャッシング利用方法まとめ

イオン系列で様々なメリットが得られるイオンカードは、キャッシングも利用することができます。

ただし、節約効果を考える上では、キャッシングというのは決して推奨されたものではありません。

やむを得ず利用するにしても、可能な限り一括払いを心がけるなどして、不必要な手数料を被ることがないように心掛けましょう。

少々厳しい見方をすると、キャッシングを利用しなければならない状況というのは、自身のお金の管理が甘いということに他なりません。

キャッシングを利用される方は、ぜひこの機会に、お金の管理についても見直しをしてみてくださいね。

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